下顎埋伏智歯に対する2回法による抜歯

 下顎骨の中に下顎管と言われる神経や血管が通るトンネルが有ります。

智歯(親知らず)の根とその下顎管が接近している状態で無理に抜歯処置を行うことにより、その神経や血管を傷つけてしまうと術中の出血や術後の神経麻痺(下唇やその周囲の皮膚のマヒ感やシビレ)症状の原因となってしまいます。

 そのような神経症状は一時的なものであっても患者様の負担になりますし、最悪の場合永久的に残存してしまうこともあります。

 そういった下顎管へのダメージが危惧される所見があった場合一気に抜歯するのではなく、前方の歯に接触している智歯の歯冠(歯の頭の部分)を切断除去した状態で一旦処置を中止して数か月経過を観ます。

 多くの場合残った根の部分が前方に移動してきます。

 改めてその安全な位置に移動した智歯の根を抜歯する処置を行うことで、神経や血管の損傷のリスクを最小限に抑えることができます。

 

週末小手術(入院)

 当院は土曜日が通常の診療日であり、特に当科においては毎週土曜日が滋賀医科大学歯科口腔外科からの非常勤歯科医師の派遣が有り、他の曜日よりも診療体制が充実しております。

 智歯(親知らず)の抜歯処置など小手術の受け入れが可能ですし、両側(左右)の同時の抜歯など術後の症状が心配なケースや患者様自身の希望があった場合は一泊入院下での治療も可能です。

 入院を含めて週末小手術(抜歯など)を希望される患者様は、下記直通電話にて予約の上御来院いただき必要な検査等行ったうえで処置の日程をご相談させていただく形となります

 

歯科口腔外科直通電話番号 0749-82-6137